産学連携におけるデザイン思考を活用した製品開発モデルの検討—アルプスアルパイン株式会社との共同研究におけるCO2センサを用いた新製品開発の実施プロセスを例に
上村 春香熊木 七菜子佐々木 茉歩北野 紗希板垣 順平
本研究では長岡造形大学とアルプスアルパイン株式会社(以下,ALAPと表記)が2022年から2023年まで実施したCO2センサを用いた製品開発の実施プロセスを概観するとともに,産学連携におけるデザイン思考を活用した製品開発モデルを提示することを目的とする。また,当該共同研究では,デザイン思考を補完するためにDesign Based Learning(以下,DBLと記載)の導入を試みた。そこで,この DBLがデザイン思考の補完的なマテリアリティとなり得ることの提言も試みる。
日本デザイン学会研究発表大会概要集
一般社団法人 日本デザイン学会
70
2023
10.11247/jssd.70.0_184
https://doi.org/10.11247/jssd.70.0_184https://cir.nii.ac.jp/crid/1390579919144129280?lang=ja