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基本情報
日本ではデザイン思考が広く認知されているにもかかわらず、インバウンド観光計画における実用化はまだ限られている。本研究では、デザイン思考を用いて、中国の大学生を対象としたパーソナライズされた首都圏観光ツアーの開発を試みた。しかし、ワークショップのファシリテーションが不十分であったこと、テーマと方法論が不一致であったこと、参加者が課題取り組みに対して困難であったことなどの課題があり、結果は満足のいくものではなかった。本研究では、デザイン思考を実践する際に遭遇した障害を明らかにし、留学生グループのためのオーダーメイドツアープログラム作成におけるデザイン思考の適用を改善するための提言を行うものである。 |