ラグビーが育てるかしこいからだ
上野裕一・小松佳代子
本書は、現在の教育問題の所在を念頭に置き、ラグビーンというスポーツを参照点として、身体も含めた全人的な人間形成の重要性を論じたものである。「生きる力」から対人関係能力も含めた「人間力」が重視されるなか、人との関わりや全体を見通すことのできる「かしこいからだ」を主題化する教育学が求められていることを論じた。(第1、3,4,5章 コラム3、補遺担当)
第1、3,4,5章 コラム3、補遺担当
叢文社
2007