外部空間における人間行動の記録と分析 —外部空間の連担した郊外住宅地「サトヤマヴィレッジ」の研究(1)
北雄介・武田裕之
日本建築学会大会2018
2018/09/01
福岡県北九州市の住宅地「サトヤマヴィレッジ」は敷地境界に壁が一切ない開放的な空間構成で知られている。本研究ではその外部空間について、人間行動に着目した調査を行なった。全方位カメラを用いて撮影したビデオ映像を分析し、独自の空間構成によって住民間のコミュニティが醸成されていることや、他者の敷地や道路も生活空間の一部になっていること、空間ごとの使われ方の違いなどを明らかにした。