地域の自律的な復旧に寄与する企業の特徴に関する研究:東日本大震災における宮城県岩沼市の企業を対象として(博士論文)
本研究は、被災地域が自律的かつ効率的に被害から回復し復旧へと向かうための能力が、平時より地域社会に内包されるための枠組みとして、地域の自律的な復旧に寄与する企業の特徴を踏まえたコミュニティ・レジリエンス計画論の可能性を提示し、「企業を中心とした共助コミュニティ形成」を目標に、「業助」の概念を提示し、その構造として、「企業の復旧・継続対応」、「地域の復旧対応」、「地域復興の牽引」をコミュニティ・レジリエンス計画論における企業の役割として位置づけた。
東京大学
2018