木のものづくり活動による学生意識の個人差に関する研究− 京都府・美山町の木匠塾の実践を事例として −

羽原康成*, 戸田都生男, 淡路谷直季, 木原浩貴, 松原斎樹

本研究は、中山間地域の京都府南丹市美山町大野で活動する「木のものづくり活動（美山木匠塾）」の大学生参加者の個人差を類型化し，その特徴を明らかにすることである。主成分分析では「地域貢献意識」と「森林保全意識」，「木のものづくり」の3主成分が抽出された。クラスター分析から参加者を「地域貢献群」と「ものづくり群」，「中庸群」，「環境保全群」の4群に分類し，参加者の特徴や効果を得られる課題の提示方法及び木のものづくり活動に必要な今後の課題を明らかにした。本論文は, 2020年1月17日にJapan Architectural Review (JAR)の「翻訳論文」投稿依頼を受け, 投稿中。

日本建築学会環境系論文集

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