近代住宅遺産を継承する制度づくりの実践—神奈川県葉山町の別荘建築の継承を対象として—
住宅総合研究財団 実践助成
2016/06
2017/10
本実践活動は、現行制度上の課題とその解決に向けての方向性を明らかにすることを目的として、類似の条件下の葉山町の近代別荘建築群を対象に行う。また、ここで一つの解決策を示すことができれば、全国の近代住宅建築の住まい手・使い手双方にとって保存・継承の手法の一助となり、新たなる社会システムを構築する一歩になるばかりか、同様の近代建築史上価値のある住宅建築の資産価値を高める可能性を見出す意義がある。