企業通貨(ポイントマイレージ)の発行量は年々増加しており、それに伴うポイントプロモーションの重要性もより増えていくと予想される。基本的にポイント発行企業は自社の顧客囲い込みのためにポイントを発行し、ポイントプロモーションを実施している。そして顧客層を拡大するために他業種とポイントの提携をし、相互送客をしている。しかし、ポイントを活用する消費者のポイント活用実態は明らかにされていない。この研究では一般消費者とポイントを積極的に活用するポイント・アクティブコンシューマーとに分けてポイントプロモーションに関する実調査をした。また企業がポイントプロモーションにおいてどのような業種と提携しているかの実態調査も行った。結果として9割以降の人々が1つ以上のポイントを貯めておりポイント・アクティブコンシューマーでは明らかに貯めているポイントの数、パターンが異なっていた。企業は業種により提携先のパターンが異なっていた