「グローバルな視点で持続可能性を考え、ローカルな課題解決のアイデアを生み出す、2日間の国際的な市民参加型ワークショップ」であるGlobal Goals Jam(以下GGJ)のローカルアクションとして、山口県周南市でGlobal Goals Jam Yamaguchi / Shunan 2023を開催した。2013年12月16,17日の2日間にわたり実施されたワークショップでは、ものづくりを通して福祉の現場と地域に新たな関係性を生み出す場のデザインにチャレンジし、デジタルファブリケーションを実践している全国4ヵ所の福祉施設による事例紹介や周南あけぼの園へのフィールド調査を通して、福祉の現場と地域をつなぐものづくりのプラットフォームとしての新たな場のありかたを提案した。 本イベントは、 JSPS科研費JP22K12702の研究活動の一貫として実施され、研究グループの山口大学国際総合科学部 冨本研究室、京都産業大学 伊藤慎一郎研究室、長岡造形大学 森本研究室のほか、周南公立大学地域共創センター、ファブラボ山口の共催により企画・開催された。