デザイン教育における初年次教育カリキュラムの試行-長岡造形大学における学科横断的な基礎演習科目 「基礎ゼミ」の実施を通して-
森本 康平, 板垣 順平, 福本 塁, 小松 佳代子, 北 雄介, 徳久 達彦, 竹田 進吾, 市川 次郎, 金山 正貴
第68回日本デザイン学会 春季研究発表大会
2021/06/26
日本デザイン学会
新潟県長岡市
https://researchmap.jp/koheimorimoto/presentations/33620672
長岡造形大学では初年次教育では、「造形・表現としてのデザイン」と「問題発見・解決プロセスとしてのデザイン」の二つの教育目標にしたがって「造形・表現としてのデザイン」の基礎的な造形技術の修得を目指す「基礎造形実習」と,「問題発見・解決プロセスとしてのデザイン」に必要な他者理解や構想力、発想力などの修得を目指す「基礎ゼミ」の二つの授業が実施されてきた。本研究では、令和元年度と令和2年度に実施した「基礎ゼミ」の教育内容や方法について解説し、デザイン教育における初年次教育カリキュラムのあり方について考察する。