唐招提寺金堂の幣軸について
1997年度日本建築学会大会学術研究発表会
1997/09/01
日本大学理工学部
(予定)本格的な堂宇として扉口3方に幣軸を初めて用いた唐招提寺金堂では堂内扉軸吊は角材に止まった。これは当時の幣軸の形状が正面側のみに平滑面を有する形式のためで、この形式は扉を建て込むためには、未発達な形態であることを明らかとした。