金工アーカイブ—制作手法の工夫から生み出される作品
「現代における金属工芸技法のアーカイブ化による教育的還元」を研究テーマとし、金工技法を用いた作家の制作について、映像と共に記録することの意義と教育への活用を検証している。一つの作品を作り上げる制作過程を通して、主題から意匠、技法、道具に至る、現代の作家独自の制作理論をアーカイブした内容を記述。金工技法の文献や資料が少なく、今後の教育においても資料的価値となることを目的としている。2016年度本学奨励研究費。
金沢美術工芸大学紀要
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2018/03