“湯床吹き技法”による金属材料の可能性(三)
前号に引き続き、鍛金に有用な独自の合金を湯床吹き技法を用いて制作する実験結果を記述している。銅とアルミニウムの合金の配合に一定の結果が得られるようになり、鍛金技法に有用な軟らかい金属素材を得られるようになっていく過程を記述している配合の分量によって金属の硬度が大きく変化すると同時に、その金属色の大きな変化が見られる結果を記述。
金沢美術工芸大学紀要
金沢美術工芸大学
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2016/03