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本研究では、文字のタイプフェースのデザインプロセスにおいて、その形状を決定するための要因として物理素材の経時変化を「アルゴリズム」として組み込み、環境やユーザの介入を変数として利用するデザイン手法の提案をおこなう。今回は、物理素材及び現象として、水の乾燥・銅の酸化と塩化・タラヨウの葉の変色という異なる時間スケールを持つ対象に注目し、これらを用いてタイプフェースの造作を行うための装置設計及び実装を行った。結果物を示すと共に、ユーザへのインタビューを通してその利用可能性を議論する。
特集 DesignX*XDesign : 未知の分野における新たなデザインの理論・方法の提案とその実践
研究論文