コンピューターでモーターを制御したり、物体を動かしたりするには、電子回路を設計し、動作をプログラムする必要があり、デザインや美術を学ぶ学生にとっては技術的なハードルとなっています。本研究では、キネティックアートの制作を支援するソフトウェアを開発しました。 通常のアニメーション制作で使用されるキーフレームベースの操作を採用し、巻き上げ速度やタイミングをグラフィカルに設定できます。 また、吊り点の位置や吊り上げ物の形状を自由に変更でき、3Dシミュレーションで確認しながら設定できます。 これにより、通常のアニメーション制作と同様の操作で実際のオブジェクトを動かすことが可能になります。