機械による鉛筆曲げの実現
真壁 友
「えんぴつ曲げ」(pencil rubber illusion)は子供の遊びとして知られている。指に挟んだえんぴつを一定の条件で上下に揺らすことにより、真っ直ぐな鉛筆が曲がって見える。この現象は錯視の現象の一つとして知られている。本研究ではこの現象を機械的に再現できる条件を探り、その動きを機械的に再現することを目的としている。また錯視を使ったキネティックアートへの発展への発展の道を探る。
長岡造形大学研究紀要
第20号
2023/3